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<2017年3月3日>
企業情報
 三生医薬「国内初のホヤ由来プラズマローゲン原料を供給へ」
   
 健康食品、医薬品の受託メーカーである三生医薬(本社・静岡県)では二年前より原料開発専門の部署を設置し、各種カプセル、錠剤、顆粒等の受託製造、各種包装の受託だけでなく原料開発にも注力してきたが、今回国内初のホヤ由来プラズマローゲンの原料開発に成功した。

 国内の高齢者は増加傾向にあり、2025年には65歳以上の高齢者は総人口の約3割を占め、認知症患者数は約700万人に及ぶと推測されている。同社ではこうした背景から、脳機能改善効果に着目して研究を重ねホヤからプラズマローゲンを抽出することに成功した。プラズマローゲンは脳を構成するリン脂質の一種で、神経細胞のアポトーシス抑制作用やアミロイドβの分解促進作用を持つことから認知機能の改善が期待できると注目を集めている成分。国内にプラズマローゲンを規格した原料はあるが、ホヤ由来の原料は同社が初めてとなるという。

 ホヤは貝類と思われがちだが脊椎動物に近い原索動物の一種で、海のパイナップルと呼ばれる珍味食品。国内では宮城県を中心に養殖されている。ホヤ由来プラズマローゲンは脳の発達に欠かせないDHAやサラサラ成分として知られるEPAを他の生物由来のプラズマローゲンよりも豊富に含むのが特徴。

 なお、プラズマローゲンは酸に不安定であることから同社の独自技術であるコーティング不要の腸溶性ソフトカプセル(E-カプセルクリア)での製剤化を勧め、ニーズに対応していく。

  三生医薬のホームページ http://www.sunsho.co.jp